70ｓビンテージ　ギブソンコピー　【マイナーブランドの逆襲】特集　その3 ギブソンコピー特集になんで国産「ギルドコピー」？ 50年代、ギブソンは、ライバルエピフォンの優れた技術力DNAを 自社に組み込むべく買収を行いました しかし、そのDNAに含まれなかった 真の「エピフォン魂」があったのです 工場をニューヨーク州マンハッタンからフィアデルフィアへ移転と決まった時点で 筋金入りの江戸っ子ならぬニューヨーカー職人たちは 「そんなド田舎いけるかよ」と また、代替わりした経営陣のギターづくりに納得できない多くのベテラン職人たちが離脱してたのです 彼らが集結、立ち上げたブランドが【ギルド】 同じエピフォンのDNAを引き継いだ いわば、ギブソンとは「従妹」な関係？ ルックスを見てわかるように 土臭さが魅力のギブソン以上に無骨でワイルド 泉谷しげる、山崎ハコ、銀杏BOYZの峯田 和伸が使う 知る人ぞしる【ギルド】 知名度の低さが災いして、コピーモデルは70年代にして超レア スズキなどが、ごく少数つくってだけで 絶対数が少なく、なかなかゲットする機会がありません YGC　オリジナル　Minoru katou 90年代作？ 【ネック】ストレート 【弦高】2.2ミリ程度 【ペグ】チューニング問題なし プレイヤーズコンディション なんと【工房作のハンドメイド】 沖縄の製作者、ミノル　カトウが 良材をオール手作りで丁寧に組み上げました 挑戦的なアイデアとして 裏板単板構造となってるようです オリジナルギルドも、表裏単板ながら、側板はあえて「合板」 裏板に単板を持ってきて アコギの宿命、弦の張力による「表板の膨らみ」の予防をしてます 表板の膨らみは、治す方法がありません どんな高級機でも、これを免れることはできません 張力がかからない、裏に単板をもってきたことで 締まりとキレのある音色、耐久性を得てます ミノル　カトウただもんじゃないです ネットでも、ほとんど資料がないのですが 西日本では、そこそこ、有名だったギターのようです 数少ないオーナーさんはみな、褒めてます 指板ローズは、今では10万クラス？の材 ブリッジも黒檀？の良材 狂いの少ない材を、正確に切削して しっかり組み上げてる手応えを感じます さすがハンドメイドです