宜興紫砂 黄龍山拼紫泥 扁石壺 国工 陸佳鵬作 工場

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(宜興紅茶100gサービスです) 満水容量220ml 多孔 箱、証明書付 全手工 結構お客様からご好評の形です、そして私もえらい気に入る様になったので、入荷です。 宜興紫砂茶壺の形状に関しては、昔からの伝統を踏襲したものですが、これは如何にも古風で朴訥な茶壺です。 倣古壺やこーいう茶壺は彫りが無くサッパリしているのが良いですね。 ----- Instagramにも記載しましたが マメ知識、『拼紫泥とはなんぞや⁉️』 こちらは文革期(70年前後)から寝かせ熟成された泥料です。 陸工房の自宅ストック紫泥では、1番古くからある老紫泥です。 今はこの紫泥がダントツ大好きかな、な紫泥です。 長年熟成されただけあって、非常〜にシブーイ深みのある色をしています。 はて❓ところで、拼紫泥、とは何ぞや❓、です。 分かりやすく言いますと、「秘伝のタレ継ぎ足し方式」です。 古い泥程、希少ですよね、勿論。 何故なら、消費されていき無くなっていきますから。 無くなったらもうこの顔色の紫泥は作れないじゃん❗️、ですが、それは困りますね。 ひとつお客様の要望に応えられる選択肢が無くなります。シブ過ぎる老紫泥の茶壺が作れなくなります。 そこで、「秘伝のタレ継ぎ足し方式」です。 ある程度消費したら、80〜90年代の紫泥を文革期の紫泥に継ぎ足すんです。 そしてある程度寝かしておけば、あらま、文革期の老紫泥を継続的に利用する事が出来る、と。 すなわち、「秘伝のタレ継ぎ足し方式」です。 これは裏を返せば、この紫泥は、まずほぼ、これ以上深みのある顔色で焼き上がる事は無いだろう、という意味合いが有ります。 この「秘伝のタレ継ぎ足し方式」は、宜興紫砂では一般的な手法になるそうです。 そういう紫泥になります。 私は原料に関して詳しい方では無いですが、日本でそんな事をやっている人を知りませんし、聞いた事も有りません。 流石、宜興紫砂は泥が命、といった所でしょうか。

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